第12回 福井県障がい者スポーツ大会のボランティアに参加しました!
第12回 福井県障がい者スポーツ大会 ボランティア参加
去る6月5日(日)、福井県営陸上競技場(愛称:9.98スタジアム)にて行われた第12回 福井県障がい者スポーツ大会に、本校理学療法科の教員、天埜 龍美(あまの たつみ)がボランティアに参加しました。この陸上競技場は平成29年9月9日に当時東洋大学4年の桐生祥秀選手が日本人初となる男子100m9秒台(9.98秒)の歴史的記録を樹立した記念すべき競技場です。
参加した教員は、過去に障がい者スポーツのボランティア経験はありましたが、今回は実に15年ぶりの参加で、非常に楽しみにしておりました。
当日の天候は文句なしの快晴で、参加選手(約150名)の素晴らしいパフォーマンスが期待されました。
ボランティア内容は、まず朝7時に大会本部に集合、9時までは受付、その後は各競技の表彰者を表彰会場まで誘導する係を担当しました。複数名での対応で、昼休憩を挟んで、トラック競技とフィールド競技の担当を交代することになり、お陰で今まで知らなかった「ビーンバッグ投」や「ジャベリックスロー」などのフィールド競技を間近で観戦することができました。
トラック競技はどのレースも出走選手の一所懸命さを感じ、本当に感動しました。一緒にいたボランティアの方々も同様に感動していました。そんな中でも特に男子短距離のレースには驚かされました。なんと視覚障害の選手が、100m 10.77秒、というとんでもない記録を出されたのです。ダントツで速かったです。200mは22秒フラット。これからもその選手に注目していきたいと思います。
大会は定刻通り15時30分に無事終了し、ボランティアは解散となりました。今回の経験により実にたくさんのパワーを頂きました。そして、このことを本校の学生達にもフィードバックしていこうと思います。また、今後このような機会があれば有志を募り、共に参加し、この感動を共有していきたいと思います。
理学療法科 教員 天埜 龍美