キャンパスブログ
若狭医療福祉専門学校のQちゃん
リハビリ職種である理学療法士も日常業務の中で、気管吸引を行うことがあります。
例えば神経難病で気管切開されている方や、大きな手術をされて人工呼吸管理をされている方などは、リハビリによって痰を出すことも目的の一つであり、その際に吸引操作が必要になる場面も多くあります。
もともとは、気管吸引は医療行為であり、医師や看護師が実施していましたが、平成22年より、リハビリ職種である理学療法士にもチーム医療推進の観点から実施できるようになりました。
その吸引操作ですが、手技をしっかりと習得しなければなりません。そこで当校で活躍しているのが…
吸引シュミレーターの「Qちゃん」です!
反対側は中が見えるようになっていて、吸引操作でどこまでカテーテルが挿入されているかや、中でどのように動いているかを実際に目で見て確認できるようになっています。
そしてこちらは、吸引操作の際に使用する器具です。
Qちゃんでは、口腔内や鼻腔内、気切カニューレ内を練習することができます。
素早く、効果的に痰を取り除くことができるようにみんな練習を頑張っています!