理学療法科2年生が足の装具の作成体験を行いました。
 
これは、装具学の授業の一環として行われたものです。
 
理学療法士が義肢や装具を作ることはありませんが、
医療チームの一員である義肢装具士の方の仕事を理解すること、
また、患者様に適した義肢や装具を共に考えていくことも、
理学療法士の重要な仕事の一つです。
 

今回作成するのは、脳卒中の方によく用いられる足首の働きを助ける装具です。
 

足に巻いている白いものはギプス包帯です。
水で濡らしたギプス包帯を、それぞれの足の形に合わせて巻いていきます。
 

しばらくすると、ギプス包帯が固まります。
そこに慎重にカッターを入れ、足からギプス包帯を取り外します。
 

足を切らないように、集中！
みんな、うまく取り外せていましたよ。
 
この後、作成したこの型を元に、プラスチック製の装具を作成しますが、
今回の作成体験はここまで。
 
普段慣れない経験に四苦八苦していましたが、
みんな、義肢装具士の役割の把握や患者様の気持ちの理解につながったようです。
 
熱心に指導していただいた先生方、本当にありがとうございました。